感情から、ひもとく

元保健室の先生。これを愚痴で終わらせるわけには・・という執念の日々のブログ。

優しさを受け取るのって難しい

 

 「優しさ」って突き詰めて考えると深いですよね。

 今回は優しさを受け取る難しさについて、思ったことを書きます。

 昔の日記をみて思い出したことがあるのでここで紹介します。

 

  受け取れない女の話

これは、結婚する前のこと

 

お店ですごくいい香りのアロマオイルを見つけて

 

「いいなあ、でも高いからやめよう。」と言った私。

 

すぐさま「買ってあげようか?」と彼。

 

私が驚いて「え?なんで?」と聞くと

 

「うーん、だって、ちえちゃんがこれ持っていたら、いいなって思って。」

 

私はびっくりした。

 

この会話を、横で聞いていたおばさまが

 

「・・・・優しい〜〜〜」

 

と口に手を当てて、唸るような声で参入して来たから。

 

この方が手にハンカチを持っていたら、ハンカチ噛んで引っ張っていたと思うよ。

 

知らない人ですよ、びっくりしますよ。(でも、わたしこういう、心の声が外に出ちゃう人、すごく好きです。)

 

それでも、私は「もちろん」アロマオイルを彼に買ってもらうわけでもなく、自分で買うでもなく、

「家であのアロマを焚けたらいいな〜」と思ったまま、お店を出ました。

 

だって買ってもらう理由なんてないし。

だって欲しかったけど、別に、なくてもいいし。

 

特になんてことのない日常でした。

 

で、なんで覚えていたかというと、おばさまが突然会話に乱入してきたのが面白かったからさ、だから日記にも書いていたのよね。

 

今、思い出して

 

「そうだ・・・彼はずっとこういう人だった」って思ったんです。

 

私がいつも受け取れていなかっただけだったって。

「物を買ってもらう」って意味ではないですよ。

 

 

結婚して、子供を産んで、仕事に復帰して、忙しい毎日の中、「私の人生って・・・」と思うことがすごく、すごく、多くなった。

 

それで「この仕事、もう続けられないかも・・・」と夫に言ったとき。

 「ちえちゃんは自分の好きなことをやる方がいいって思っていたよ」と言ってくれました。

 経済的なことを含め、何が心配なのかもわからない状況で、ガチガチの心が緩んでいくような、とても有難いメッセージでした。

 

そして、夫は私のいいと思う物、私が好きだと思う物を、ずっと応援してくれていたのかもなっと気づきました。

 

これは自分がやっと「優しさ」を受け取れた、と思った話でした。

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例えばこれが自分の「受け取れない日」であったら

 

「え?私の今の仕事、好きでやっているようには見えていなかったってこと?」とか。

 

アロマのことで言うなら「私の部屋ってくさいのかな」とかね。

 

疑いの嵐。

 

ここで「私の夫は優しいんです、理解者なんです」と言いたいわけではないです。

ただ、自分が、ついつい受け取れないことって、ありませんか。

 

一つ、ラッキーだったことはあります。

 

それは、私が受け取れない人であったけど夫が気にしない人であったこと。

 私だったら、拗ねてるかな。

 

人の好意を受け取れるようになって、雪崩のように色々なことがうまくいくようになったと思うので、少し想いをまとめました。

 

受け取れない人に「受け取ろう」と言って、すぐに受け取れるようになるほど、簡単なことではないと思う。

きっとそこに「恐れ」があるから。

でも本当は欲しかった「願い」があるよね?

 とてもシンプルなことな気がしています。